カーサ月の輪デイサービスが
大切にしていること

午前中は活動の時間！

日常生活には、朝しかできないこと、朝だからこそ効果のある事柄があります。
カーサ月の輪デイサービスでは、日常の「生活リズム」を整えるために、午前中はしっかりと体を動かす時間とし、昼以降に入浴することで、1日のリズムを刻んでいただきます。
しっかり体を動かすことで、自然と喉が乾き、おなかがすく。そして、職員と一緒に食べる楽しい昼食。
体を動かした後の食事だから、消化器官が活動的になり、自然な排泄にもつながります。
心が動けば体も動く。 ついつい熱くなって気がつけば体が動いてます。 無意識の力はすごい!
昼食は、職員も一緒にいただきます。普段の食事も 皆で食べればおいしいが増しますね。

普通のお風呂に入る

「すべての方に、肩まで湯船につかる幸せを感じていただきたい。」
その想いからカーサ月の輪では、機械浴を一切使用せず、すべての方に普通のお風呂を提供しています。
「元気な方」はもちろん、お身体が不自由な方も、そう「すべての方」に、安全に入浴して頂くことができるように、全職員が適切な介助法を習得しています。
また、湯船への出入りの仕方は一貫していますので、お元気なうちから入り方の基本を覚えていただくことで、将来何らかの不自由が生じても、それまでと同じ方法で入浴できる状態を作ります。
予防的介護という視点を盛り込み、いつまでも安心して「肩まで湯船につかる幸せ」を感じていただけるサービスを提供しています。
寝たまま入る特殊浴槽や、座ったまま入るチェインバスより、いつもと変わらず普通に入れる普通のお風呂が日常を豊かにするのではないでしょうか。

トイレで排泄する

「下の世話だけは受けたくない」という言葉があるように、排泄は人間の尊厳の狭間です。
だからこそカーサ月の輪デイサービスでは、できる限りオムツに頼らず、トイレで排泄できるようにアプローチしています。 いわゆる寝たきりと言われる方も、1日1回はトイレに座っていただくようにしています。

在宅部門としての取り組み

カーサ月の輪では、普段からデイサービスとショートステイが交流することで「夜でも知った顔がいてくれる」という安心感を作り出しています。 そのため、デイサービスのご利用者がショートステイを利用することになっても、別施設を 利用するような不安を軽減することに成功しました。 さらに、相談員もデイサービス・ショートステイ両方の情報を共有しているので、休みの日でも、どちらかの相談員にご利用その他の相談をして頂くことが可能です。
デイサービスとショートステイを「在宅部門」として、同じ1階のワンフロアに配置し、職員のみならず、ご利用者の方々にもデイサービスとショートステイを行き来できるようにしています。