昨年より、大津市社会福祉協議会の依頼により、大津高校へ出張講義(?)に行っています。
内容は大津高校人権学習の一環で、「高齢者体験」と、それにちなんだ講和です。
対象は高校1年生。「高齢者体験」は社協の方が担当され、まつもとは講和担当。講和の枠は50分です。
昨年は講和の後に高齢者体験をしていただきましたが、今年は高齢者体験を先にしていただいてから講和という流れにしてみました。
身体的な衰えからくるその先の生活までイメージしていただけるように話したつもりです。
感想で、「将来は介護の仕事に就きたいと思っているので、勉強になりました」と言ってくれた生徒もいて、嬉しかったです。
大津高校の皆様、つたない講和を聞いていただき、ありがとうございました。
以下、体験の様子です。
高齢者体験キットを身に着け、箸で豆運び。
視野が狭くなるメガネ、耳が聞こえにくくなるヘッドホン、手の感覚を鈍らせる軍手、利き手利き足に重り、膝が曲がりにくくなるサポーター、腰が伸びなくなるバンドを身に付けています。
そんな状態で廊下や階段を移動。自販機でジュースも買ってみます。
最後は封筒に入った疑似お札を数えてみます。
ほとんどの人が「腰が痛い~!」と言われていました。
「想像力」、ついたのではないでしょうか。
次は困っている人がいたら一声かける勇気、持っていただけたら嬉しいです。
介護の仕事は大変というイメージがあるかもしれませんが、とても奥が深く、やりがいのある楽しい仕事です。
それも伝わると、とても嬉しいですね☆