2月26日、滋賀県社会福祉協議会からのご縁により、滋賀県立八幡高等学校にて、
福祉の仕事とその魅力について授業を行なってきました。
45名程でいっぱいの教室。
5時間目と6時間目を受け持ちました。
「福祉の仕事とその魅力」というテーマでの授業です。
どんな切り口から展開していこうか考え抜いた結果、
当法人が大切にしていることそのものがやりがいであり、魅力だと思い至り、
そのことを話してきました。
少しでも伝わってくれたら嬉しいです。
介助する際に大切にしている「生理的な動作」の確認。
人間って、生理的な動作を妨げられると指一本で立てなくなるんですよ。
人間が自然に取る動きに、年齢も世代も関係ないですね。
若く、力溢れる高校生男子もおっさんの指一本で立てません。
それがわかればどのような介助法がいいか、自ずと理解できるはずです。
そして遊びリテーション!
この日のチョイスは「パタパタゲーム」
これも年齢、世代を問わず楽しめます。
「心が動けば体も動く」
逆もまた然りで、
「体が動けば心も動く」
ということもありますね。
心身一如です。
遊びリテーションの後は心も体もほぐれます。
そんな時に出る自然な笑顔。
最高です。
今回の授業を通して、自分自身、この仕事が本当に好きなんやなぁと改めて思いました。
お年寄りから学ぶこともたくさんあり、死ぬまで勉強と思います。
今回は高校生に向かってお話しをしましたが、
この仕事はどんな世代でも楽しめる仕事でもあります。
若い世代はフレッシュさ、シニア世代は円熟した味、どっちがいいではなく、どっちもいいんですよね。
様々な年代の人間がそれぞれの味を持って同じ場所に集う。
調和の世界ですね。
介護の仕事って、マイナスのイメージが多く語られがちですが、
やってみるととても楽しく、やりがいのある仕事です。
改めて、社協の皆様、八幡高校の皆様、ありがとうございました。