10月5日、生涯学習センターにてカーサ月の輪の課長と一緒に参加してきました。
6月に和邇文化センターで実施したのと同じ内容です。
今回は前回よりもさらに「具体的」に教えてほしいという方が多く、より技術に特化した内容となりました。
入浴のセミナーではありましたが、
「お風呂場に連れて行くために車いすに乗せるのが大変」というお話しから、
移乗技術についても実践してみました。
↑ 着脱介助の実践から移乗介助まで ↑
生活って、全てがつながっていますからね。
「お風呂に入る」とひと言で行っても、そのためにはたくさんの動きが必要です。
ベッドから起きる
↓
ベッドに座る
↓
車いすに移乗する
↓
浴室へ移動する
↓
服を脱ぐ
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浴室の椅子、もしくはシャワーキャリー等に移乗する
↓
体を洗う
↓
浴槽に入る
↓
浴槽から出る
↓
浴室の椅子、もしくはシャワーキャリーに座る
↓
体を拭く
↓
車いすに移乗する
↓
服を着る
↓
ベッドまで移動する
↓
ベッドへ移乗する
↓
ベッドで横になる
大まかにかいてもこんなにたくさんの動きがあります。
実際はもっと細かく分けることができ、「お風呂に入る」ということが
どれだけのことを実施することになるのかわかると思います。
実際に介護されている方からしたら、「お風呂」と言っても、聞きたいことは千差万別。
今回のセミナーでは質問が多数出て良かったです。
「今夜からさっそく実践します」と言ってくださった方もいらっしゃり、とても嬉しかったです。
また、「○○養成講座」というようなセミナーは多くあるが、
介護のヒントを得られるような場がないというお話もありました。
「総論はいらない。具体的な内容がほしい」というお声をお聞きし、
我々にできることはもっとあるのではないかと感じました。
まつもとでもどなたでも参加できる「しゃべり場まつもと」を開催しています。
おしゃべりでストレス発散するも良し、介護職員に介護技術を聞くも良し。
良いようにつかっていただけたら幸いです。
次回は11月18日(日)の午前中に開催予定です。
どなたさまもお気軽にご参加ください!