大津高校人権学習「高齢者体験」

  • 2018.11.21
  • デイサービスまつもと

11月14日(水)、今年も大津高校の人権学習の一環で、「高齢者体験」の枠にお邪魔いたしました。

老化による身体の変化とそれに伴う心理的変化、様々な環境の変化や喪失体験などに触れ、

脳卒中などの後遺症に多い、半身麻痺の状態を体験していただきました。

さらに、左半身麻痺の体験を選んだ方には「同名半盲」、

右半身麻痺の体験を選んだ方には「失語症」の症状を加え、

身体的不自由と共に、代表的な症状を感じていただきました。

大事なのは想像力。

何かを感じていただけたら嬉しいです。

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      ↑半身麻痺想定で階段昇降↑   ↑軍手をはめ、手の感覚が鈍っている想定での豆つかみ↑

ところで、一般的に左半身麻痺のことを「左マヒ」、

右半身麻痺のことを「右マヒ」と言いますね。

しかし私たちはそのような言い方はしません。

「左マヒ」の方は「右利き」、「右マヒ」の方は「左利き」としています。

その方のできない部分を見るのではなく、できることに着目して、広げていきます。

生徒の皆様に説明しながら、改めて介護の原点を振り返りました。

皆様ありがとうございました。

なお、この日の前後には日吉中学校から4名、5日間、

滋賀短大付属高校から4名、3日間、

それぞれ就労体験に来られていました。

若い皆様、介護の仕事は楽しいですよ。

将来の選択肢として、是非視野に入れていただきたいと思っています。