10月15日(日)に令和5年度滋賀県総合防災訓練が実施されました。
今年度は大津市を中心に、市内各所で訓練が行われました。
長等の里は避難所から要支援者を施設までお連れし、受け入れる担当をさせていただきました。
事務所では大津市の受け入れ要請からの協議、受け入れ承諾後の情報の共有を行いました。
並行して、搬送班が要支援者の方を避難所である膳所小学校にお迎えに行きました。
また、施設では受け入れ時に必要なベッドを依頼し、福祉用具の方が設置をされました。
10分ほどで組み立てておられましたが、普段からこのぐらいの時間で組み上がるそうです。
スピーディーで緊急時も安心です。
いろいろと動いているうちに搬送班が到着しました。要支援者の方を館内へお連れし、
受け入れ側へ情報を申し送りしました。
ベッドまでお連れし横になっていただき、バイタルチェックを済ませました。
今回の訓練はここまでで終了となりました。
訓練はスムーズに進行しましたが、実際に災害が発生した場合は、必ずアクシデントに
見舞われることと思います。
施設運営も継続しながら、搬送中の安全確保、そして、受け入れてから少しでも安心して
過ごしていただけるような環境作りが求められます。そのためには、普段から地域や各種団体と
様々な協力関係を築いておくことも大切であると考えます。
ここ数年、異常気象による影響や災害発生に伴う被災の可能性がどの地域でも起こり得て、
かつ予測が難しい情勢となってきました。
普段からできるだけ非常時には備えるようにしていますが、備えに終わりはなく、これからも
取り組みを続けていきたいと思います。訓練に参加し、さらに対応の引き出しを増やすことが
できました。
ありがとうございました。