1月もあっという間に下旬となりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
10年に一度の最強寒波、大変でしたね。
無事に運営できて心から安心しました。
送迎は大変でしたが、職員が雪だるまを作り、
ご利用者と楽しい時間が過ごせたのは良かったです。
なんでも楽しみに変えてくれる職員、さすがです。
さて、今年の仕事始めはひとつの郵便物からスタートしました。
※著者の許可を得て掲載しています。
当デイをご利用されていた方(本の内容に合わせN様とします)の奥様が、
介護の日々をしたためられ、本として出版。
当デイに送ってくださいました。
介護に関しては様々な本を読んできましたが、
実際に知っているご利用者の本、しかも介護録は初めてです。
お二人のことを思い出しながら拝読させていただきました。
そこには、奥様の思いや、お二人の人生、
私たちが想像しなくてはならないことがたくさんつづられていました。
本の表紙に書かれてある絵は、N様が書かれたものだそうです。
多彩な趣味があったこともこの本で初めて知りました。
デイサービスについては、当時の私たちの至らなかった点も書かれてありました。
そのようなことについては私たちなりに改善したつもりですが、
その時の意識は継続できているかな。
反省しながら読了いたしました。
大切なのは「想像力」
今回改めてこのことを思いました。
私たちはたくさんのご利用者に接しています。
私たちにとってはたくさんいらっしゃるご利用者の中の一人であっても、
ご家族にとっては大切な家族の一人なんですよね。当然です。
また、私たちは知識や経験があるので、その方に起きていることがある程度予測できます。
しかし、ご家族やご本人にとっては初めてのことばかり。
これも当たり前。
でも、仕事を長く続けているうちに、
この当たり前の感覚がマヒしてしまうことが往々にしてあります。
今一度、この仕事に初めて就いた時のように、
お一人おひとり、その方のおかれている状況を想像しながら、
丁寧に関わっていきたいと強く思いました。
今年は卯年。
「うさぎのように大きく跳びはねて」なんて言われますが、
大きく跳ぶには足元の地盤が固くないとしっかり跳べません。
今年は足元を固め直す年にしていきたいと思います。
N様の奥様、本を送ってくださり、ありがとうございました。
頑張ります!