介護体験授業 in大津商業高校!

  • 2024.06.24
  • 特別養護老人ホームショートステイデイサービスケアハウス

連日暑い日が続き、30℃超えの気温になり、エアコンが欠かせなくなりました。

風邪にも気を付けていきたい今日この頃です

さて、6月17日に大津商業高校 三年生総合ビジネス科クラス様へ出向き、介護体験授業を行ってきました!

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今年は皇子山中学校様に次いで二回目です ※2024年2月2日ブログ参照!

 

今回、授業をするクラスは課題研究の授業の一環で「介護ツアー」という企画を実施され、

高齢者の方と行動するとのことです

その為、高齢者の理解を深めるいうことで出前講座の講師として長等の里に白羽の矢が立ちました

「高齢者の理解」と聞けば私たちも動かざる得ないでしょう お任せください!

 

施設長・係長より「長等の里」の紹介と「高齢者の特徴」について講義を行い、高齢になるとどういった衰えや症状が出るかをお話ししました

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次に、実際に高齢者の気持ちになること、介助する側の気持ちになる体験を行うため、

「高齢者疑似体験」と「車椅子体験」の二つの項目で高校生の方々に体験授業を行いました

 

「高齢者疑似体験」

足の筋力が低下している方はどういう風にすれば立ちやすいか、移動や階段の昇降はどういった所に

注意して高齢者は動かれるか、又、介助者はどう注意するべきか・・等

 

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「車椅子体験」

車椅子の特徴や操作方法、移動する上でのポイントや注意点、段差を登るにはどう操作するのか・・等

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体験が終わり、生徒様でグループワークをされ、体験を行った感想を発表されました☆

「高齢者側の動くスピードが遅いので、介助者側もゆっくり動いてあげることが大切だと思った」

「歩くのも大変で階段をを上り下りするのも大変だった」

「段差があるなど、気を付ける所を注意深く確認して声を掛けてあげないと不安だと感じた

「視界が狭く、歩くのが危なかった。介助者が手を添えて、声を掛けてくれてることで安心した」

「砂利道を車椅子を押すのが難しかった」

「段差を車いすで上がるとき、乗っている方は怖かった。降りる時も怖かった」

 

たくさん感想を言ってもらえて、現場職員も初心を返り、気を付けていかないなと改めて感じました

最後に振り返り・まとめとしてお話をしました

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今回の授業では「介護ツアー」を行う上での高齢者の理解や介助を伝える事がありましたが、

それとは別に、若い世代に「福祉・介護」を身近に感じて興味や関心を持ってもらう事、

そこで働く介護職員から仕事の魅力を伝えるという事も目的にあり、大いに喋ってきました☆

若い世代に感じていただける部分が多かったのではないかと思います

 

その後、高校生から長等の里へメッセージを頂きました

「講座を受けて、高齢者の方に関心が持てるようになりました」

「介護について教えてもらえたことで将来不安な事が減った気がします。ありがとうございました」

「大変な仕事だと感じました。頑張って下さい」

「確かにやりがいが多い仕事だと感じました」

 

アンケートから「受講前」と「受講後」での「介護の仕事」への興味・関心の変化について

◯高くなった 44%  ◯少し高くなった 50%

と、9割以上が関心されたと報告を受け、ありがたく感じます☆

 

この様子は翌日、某新聞の中でも掲載されました☆

総合ビジネス科様、「介護ツアー」が無事に成功するよう長等の里は応援しています!