平成30年11月28日㈬の地域ケアを考えるセミナーのテーマは、
「“平穏死”について考えよう ~穏やかな最期を迎えてもらうために~ 」。
参加者は地域の方4名、他施設専門職の方4名、大学生2名、法人職員9名の計19名
でした。
著書「『平穏死』のすすめ」(講談社)がベストセラーとなった、特別養護老人ホーム
芦花ホーム常勤医 石飛幸三先生 の講演DVD視聴からスタート。
その後このセミナーで一番盛り上がるグループでの意見交換を実施しました。
アンケートのご意見では、
「いいDVDを見せてもらった。胃ろうや自然な看取りについての話を、できるだけ多くの
人に知らせてもらいたい」
「『食べないから死ぬのではなく、死ぬから食べない』という先生の言葉が心に響いた」
「『私たちにできること、してあげたいこと』と本人さんが望むことが一緒になることは
難しいですが、出来る限り最期まで寄り添っていきたいです」
「自分の親であっても死生観についてどのような想いをもっているか理解していないので、
今後そのような時間を作っていきたいと思った」
と様々なご意見をいただきました。
「介護職、看護職、地域の方で思いがそれぞれあり、考えの幅が広がるとても良い場だと
参加のたびに思います」というお声や、今回初めて参加して下さった他施設職員の方からは
「ぜひ次回の地域ケアセミナーに参加したいです」との嬉しいお言葉もいただきました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
肩ひじ張らない、参加される方が自由に発言できるセミナーを今後も続けていきます。
次回第34回地域ケアを考えるセミナーは、少し先になりますが3月上旬に開催予定。
テーマは「(仮)認知症の人と家族を支える地域づくり」です。ぜひご参加ください。