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第33回 地域ケアセミナー「“平穏死”について考えよう 」開催‼

  • 2018.12.02
  • 特別養護老人ホームショートステイデイサービス

平成30年11月28日㈬の地域ケアを考えるセミナーのテーマは、

「“平穏死”について考えよう ~穏やかな最期を迎えてもらうために~ 」。

参加者は地域の方4名、他施設専門職の方4名、大学生2名、法人職員9名の計19名

でした。

 

著書「『平穏死』のすすめ」(講談社)がベストセラーとなった、特別養護老人ホーム

芦花ホーム常勤医 石飛幸三先生 の講演DVD視聴からスタート。

その後このセミナーで一番盛り上がるグループでの意見交換を実施しました。

 

アンケートのご意見では、

「いいDVDを見せてもらった。胃ろうや自然な看取りについての話を、できるだけ多くの

人に知らせてもらいたい」

「『食べないから死ぬのではなく、死ぬから食べない』という先生の言葉が心に響いた」

「『私たちにできること、してあげたいこと』と本人さんが望むことが一緒になることは

難しいですが、出来る限り最期まで寄り添っていきたいです」

「自分の親であっても死生観についてどのような想いをもっているか理解していないので、

今後そのような時間を作っていきたいと思った」

と様々なご意見をいただきました。

「介護職、看護職、地域の方で思いがそれぞれあり、考えの幅が広がるとても良い場だと

参加のたびに思います」というお声や、今回初めて参加して下さった他施設職員の方からは

「ぜひ次回の地域ケアセミナーに参加したいです」との嬉しいお言葉もいただきました。

 

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

肩ひじ張らない、参加される方が自由に発言できるセミナーを今後も続けていきます。

 

次回第34回地域ケアを考えるセミナーは、少し先になりますが3月上旬に開催予定。

テーマは「(仮)認知症の人と家族を支える地域づくり」です。ぜひご参加ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸寿会合同実践発表会

  • 2018.11.13
  • 本部便り特別養護老人ホームショートステイデイサービス

去る11月9日、第4回目を迎える幸寿会合同実践発表会を開催しました。

幸寿会の3つの事業所の仲間たち67名がカーサ月の輪に集合。計6題の発表が行われました。

利用(入居)者様の生活改善、業務改善など、日々現場で起きている様々な課題に対して

取り組んでいる様子をうかがい知ることが出来ました。

題目は以下の通り

1.デイサービスセンターまつもと

「働きやすい職場づくり」へのアプローチ

2.長等の里 デイサービス

「心にゆとりを持ち働ける職場環境を作るには」

3.長等の里 特養

「普通の暮らしに向けて」

4.カーサ月の輪 在宅部門

「A様の生活リハビリについて

~サービス利用開始からの流れと変化」

5.カーサ月の輪 施設部門①

「所詮 職員 ~ご家族様との懸け橋になるには~」

6.カーサ月の輪 施設部門②

「わしの叫びを聴いてくれ!!」

 

発表会では表彰制度が設けられており、6題の内2題が表彰されました。

☆最優秀賞 長等の里(特養部門) 「普通の暮らしに向けて」

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☆優秀賞 :カーサ月の輪(在宅部門) 「A様の生活リハビリについて」

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残念ながら表彰には届かなかった4題も非常に素晴らしい内容でした。

年々レベルが向上していることを実感していますし、うれしくも感じます。

今後も目の前の課題に正面からぶつかり乗り越えられるよう、みんなで

協力して頑張っていきます!!

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第33回 地域ケアを考えるセミナーを 11/28㈬ に開催します

  • 2018.11.08
  • 特別養護老人ホームショートステイデイサービス

毎年この時期は“看取り”についての意見交換を実施しておりますが、今年は

“平穏死(へいおんし)”について考えよう ~ 穏やかな最期を迎えてもらうために ~

をテーマに、参加者の皆さんと「ご家族に見守られながら、特別な処置を行うことなく、

安らかに死を迎えるためにできること」を考えたいと思います。

 

著書『「平穏死」のすすめ』(講談社)がベストセラーとなった、特別養護老人ホーム

芦花ホーム常勤医 石飛幸三先生の講演DVDを視聴した後、グループで意見交換という

流れになります。

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「今日の私の家族の看取りは、明日はあなたの家族の看取りでもあるのです。そんな時代

に私たちは否応なく生きているのです。皆さんお互い様なのです」(京都市老人福祉施設

協議会主催 公開講座「平穏死のすすめ・穏やかな最期を看取るために」配付資料より)

 

ぜひ皆さまのご意見をお聞かせください。ご参加お待ちしております。

日時:平成30年11月28日㈬ 18:30~20:30(受付18:15~)

場所:特別養護老人ホーム カーサ月の輪(大津市月輪1丁目12-8)

 

参加申込用紙はこちら ⇒ 第33回地域ケアを考えるセミナー(申込用紙)

 

 

 

9/19 第32回地域ケアを考えるセミナー開催‼

  • 2018.10.11
  • 特別養護老人ホームショートステイデイサービス

第32回セミナーは「災害に役立つ段ボール活用術 」をテーマに、施設にある様々な段ボールを使って、

「段ボールベッド」と「段ボールトイレ」作りを体験しました。

まずは大津市社会福祉協議会の奥野佑樹さんから、平成30年7月に起こった豪雨災害における被災地

支援活動についてご報告いただきました。

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アンケートでは、

「実際のボランティア活動を写真で見て話しを聞くことで、復興の大変さを改めて実感することができました」

「被災地の状況を知り、何ができるのか、何が役に立つのかを考えてボランティアに行くべきだと思った」との

ご意見が。テレビなどの報道では得られない、現場の生の声をお聞ききすることができました。

 

「避難者に優しい段ボールベッド」「災害時のトイレ問題」について少しご説明させていただいた後、本日の

目玉、「段ボールベッド」と「段ボールトイレ」作りに挑戦です。

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「人が載っても大丈夫なように補強をしっかり入れて‼」

「案外寝心地がいいかも‼」

「便座の穴ってこんなもんかな?」

「それ座る向きが逆やないの?」

各グループともわいわいと楽しみながら見事完成‼

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その後はグループでの意見交換。一緒につくった仲間同士、話も弾みます。

「災害があったらいつも行きたいと思うが、実行になかなか移せない」

「気持ちに寄り添い、その人にとって大切なものを大事にする」

「(段ボールベッドやトイレが)思ったより短時間、少しの力でもできた」

「実際にやってみることが大事‼」

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今回、初めて参加してくださった地域の方から「今後の勉強会に参加したいので連絡ください」との嬉しい

お言葉をいただきました。テーマやセミナーの内容についていつも悩んでおりますが、「また参加したい」

というお声で「次回もがんばろう‼」という気持ちになります。

 

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。