デイサービスまつもと の記事一覧

体を動かす効果

  • 2023.02.28
  • デイサービスまつもと

あっという間に2月が終わってしまいました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

2月22日の日経新聞に興味深い記事が載っていました。

「スポーツの力」というコラムで、「運動が社会に与える影響」という記事でした。

記事によると、運動することで認知機能が平均で10%向上、

その中でも問題解決能力9%、短期記憶能力12%、

処理速度と注意力もそれぞれ10%の向上が見られたそうです。

運動が脳に刺激を与えたり、血流を増進させたりして

こうした結果をもたらしたのだと考えられるそうです。

 

「体が動けば心が動く」

 

やはり先立つのは体ですね。

常々、まずは体を動かすこと、行動することが大切と思ってきましたが、

科学的にも実証されたようでうれしく思います。

「遊びリテーション」が最高に効果的なのもよくわかりますね。

 

仕事が忙しい、なんとなくしんどい、もう何もしたくない、

そんなときはたくさんあると思います。

しかしそんなときこそあえて体を動かすことで、

とってもすっきりすることが経験的にわかります。

始めるのに遅いことはありません。

自分なりの運動習慣、始めてみませんか?

 

どうしていいかわからない?

そんなあなたには「まつもと貯筋部」がお勧め!

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毎週火曜日、18時から19時開催中です。

ひとりでは絶対にしないであろう1時間の運動。

「場の力」でこなせてしまいます。

現在毎回5名程度で小ぢんまりとやっています。

良い運動習慣をつけて、身心ともに健康になりましょう♪

 

卯年スタート!

  • 2023.01.27
  • デイサービスまつもと

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1月もあっという間に下旬となりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

10年に一度の最強寒波、大変でしたね。

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無事に運営できて心から安心しました。

送迎は大変でしたが、職員が雪だるまを作り、

ご利用者と楽しい時間が過ごせたのは良かったです。

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なんでも楽しみに変えてくれる職員、さすがです。

 

 

 

さて、今年の仕事始めはひとつの郵便物からスタートしました。

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※著者の許可を得て掲載しています。

 

当デイをご利用されていた方(本の内容に合わせN様とします)の奥様が、

介護の日々をしたためられ、本として出版。

当デイに送ってくださいました。

介護に関しては様々な本を読んできましたが、

実際に知っているご利用者の本、しかも介護録は初めてです。

お二人のことを思い出しながら拝読させていただきました。

 

そこには、奥様の思いや、お二人の人生、

私たちが想像しなくてはならないことがたくさんつづられていました。

本の表紙に書かれてある絵は、N様が書かれたものだそうです。

多彩な趣味があったこともこの本で初めて知りました。

デイサービスについては、当時の私たちの至らなかった点も書かれてありました。

そのようなことについては私たちなりに改善したつもりですが、

その時の意識は継続できているかな。

反省しながら読了いたしました。

 

大切なのは「想像力」

 

今回改めてこのことを思いました。

私たちはたくさんのご利用者に接しています。

私たちにとってはたくさんいらっしゃるご利用者の中の一人であっても、

ご家族にとっては大切な家族の一人なんですよね。当然です。

また、私たちは知識や経験があるので、その方に起きていることがある程度予測できます。

しかし、ご家族やご本人にとっては初めてのことばかり。

これも当たり前。

でも、仕事を長く続けているうちに、

この当たり前の感覚がマヒしてしまうことが往々にしてあります。

今一度、この仕事に初めて就いた時のように、

お一人おひとり、その方のおかれている状況を想像しながら、

丁寧に関わっていきたいと強く思いました。

 

今年は卯年。

「うさぎのように大きく跳びはねて」なんて言われますが、

大きく跳ぶには足元の地盤が固くないとしっかり跳べません。

今年は足元を固め直す年にしていきたいと思います。

 

N様の奥様、本を送ってくださり、ありがとうございました。

頑張ります!

 

 

令和5年もよろしくおねがいします!

  • 2022.12.30
  • デイサービスまつもと

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まつもとに椿が咲くと、冬が来たなぁと感じます。

これを書いているのは令和4年12月30日。

令和4年の営業も本日で無事終了となりました。

営業終了後にご近所の方たちにあいさつに回りながら、

しみじみと、今年も多くの皆様に支えられた1年だったなぁと思いました。

ご利用者の皆様、ご家族様、ケアマネージャーの皆様、

多くの関係者の皆様、ご近所の皆様、そしてまつもとスタッフの皆様、

同法人の皆様、本当にありがとうございました。

何気ない日々が本当に「有難い」ことであることを実感する1年でした。

 

さて、アップする時期が遅れてしまいましたが、

先日クリスマスのイベントでビンゴ大会を実施しました。

集合写真を撮り、記念にこの日の皆様に差し上げました。

コロナ第8波の真っただ中で、

なかなか思うような活動ができないのですが、

少しでも楽しい時間を過ごしていただけたら幸いです。

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令和4年は個人的にもかなりいろいろなことに挑戦した1年でもありました。

令和5年も新たな目標に挑戦し、

まつもとがもっといいデイサービスになるよう精進してまいります。

 

令和5年も、デイサービスセンターまつもと、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

見ましたか?皆既月食

  • 2022.11.10
  • デイサービスまつもと

11/8は皆既月食でしたね。

月食が始まる前の夕方も、まん丸の月がとても大きく見えて、

送迎しながらご利用者と一緒に喜んでいました。

今回の月食は天王星食も一緒だったとかで、これは442年ぶりの出来事だったそうです。

さすがに天王星は肉眼では見えませんでしたが、

442年ぶりという話に、悠久の時を思いました。

皆様、ご覧になりましたか?

 

よく晴れていたので、まつもとからもとてもきれいに見ることができました。

この日は貯筋部でしたので、貯筋部に参加してくださった5名の方と一緒に、

体操の合間合間に見ていました。

 

「欠け始めてる!」

「さっきより欠けてる!」

「ほとんど欠けた!」

 

と、ワーワーキャーキャー言いながら天体ショーを楽しみました。

みんなで空を見上げるって、なんかいいですね。

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赤銅色の月、宇宙の神秘を感じますねー

 

こんな月を、一人ではなく、みんなで「わー」と見上げたのが楽しかったですね。

ひとりの時間をこよなく愛する私ですが、

このようにみんなでワイワイするのはまた別の楽しさがあります。

心が温まるという感じでしょうか。

 

人間って、関係性の中で生きているんですよね。

いろいろな人がいろいろな形で自分に関わっていることで、

自分という存在が浮かび上がってきます。

ひとりで生きているようで、実は生かされているんですよ。

仏教で言う諸法無我とはこういうことかなーと私は解釈しています。

なので、関係性がゼロになってしまったら、

それはある意味、自分が存在しなくなってしまったことに等しいと言えるのではないでしょうか。

 

これは、高齢者を取り巻く問題でもありますね。

関係が次々に絶たれてしまうのは、ボディブローのようにじわじわと効いてきます。

 

では、様々な関係性がなくなってしまったらどうすればいいでしょう。

 

そのときは、関係性の再構築にチャレンジです。

私たちの仕事は介護の仕事ですが、

その中の大きな核として、「関係の再構築」が挙げられると思っています。

介護というと、移乗介助とか、入浴介助とか、排泄介助とか、

介助するという行為に目が向けられがちですが、

その根幹をなすのは、関係の再構築ではないかと思っています。

 

認知症を患ったとしても、「この人なんか知ってる気がする」という感覚は確実に残ります。

「あんたたちに会えたのは悪くなかった」

そんなことを思っていただけるような仕事を心掛けたいと思っています。

 

貯筋部の皆様と皆既月蝕を見たことで思ったことを書いてみました。

関係の再構築としてのデイサービス、いかがでしょうか。

ちょうど今、少し空きが出ています。

ちなみに、関係の再構築には貯筋部もお勧めですよ!

どちらもお気軽にどうぞ♪