みなさまこんにちは!
タイトルにもありますように、10月25~31日の内5日間、皇子山中学校の2年生達5人が長等の里にチャレンジウィークとして職場体験へ来られました!
チャレンジウィークとは・・
「五日間以上の職場体験を実施し、働く大人の生きざまに触れたり、自分の生き方を考えたりする機会とし、自分の進路を選択できる力や将来社会人として自立できる力を育てる物」
です
長等の里も以前より福祉分野として協力をしており、この数年はコロナの為中止されていましたが、今回、4年ぶりに再開され、長等の里も受け入れを行いました☆
今回の職場体験では福祉に興味を持たれた学生達に高齢者や介護職員をもっと知ってもらうために色々な視点から体験してもらいました、
今回のブログは結構長文です それではどうぞ! ※中学生の写真は個人情報保護の為、顔に加工を行っています
① 1日目 高齢者体験
初日は施設長から福祉とは、高齢者施設とは、長等の里が大事にしていることとは・・などなどオリエンテーションを受け、その後、施設部門リーダーより「高齢者とは」というお話から色々と体を使って高齢者の気持ちになれる体験などをしました
そもそも高齢者って?高齢になると身体はどうなる?などの知識の説明から実際に高齢者体験グッズを使って疑似体験をしたり、車椅子を操作したり押してみたりして
介護物品に触れてもらいました
一日目は遊びリテーションを見学してもらったり、利用者様とお話ししたり、初めての体験なので学生たちも緊張をしておられました
② 2日目 利用者体験
施設におられる利用者様ってどんな方々だろう?認知症ってどんな症状があるんだろう?などなど、
生活においてケアが必要な利用者様のお話を行いつつ、老化して体が動きにくくなったり手足が不自由になるとどういうことができにくくなるんだろう?など
利用者の体験をしつつ、サポートをする側のポイントもお話ししました。
遊びリテーションも利用者様側の立場になって参加してもらいました
③ 3日目 介護職体験 デイサービスにて
終日、デイサービスにて在宅生活の利用者様の特徴やなぜデイサービスを利用しているかなどのお話を行いつつ、
デイ職員のお手伝いや遊びりテーションのお手伝いを共に行われました。
その後感想を聞くと
「特養と違ってたくさん話ができました」「元気な方が多かったです」「遊びりテーションも楽しかったです」などの意見が。
特養とデイサービスにこられている利用者様の違いもお話をしています
④ 4日目 介護職体験 特養現場にて介護補助
施設の介護職員はどういうお仕事をしているのか、食事や排泄、入浴などの直接介護だけでなく他にも色々なお仕事をしていることなどの説明をしました。
また、長等の里が誇る「学生たちから近い世代女性」2名の介護職員への質疑応答コーナーを行い、実際の生の声をお届けしました
ちなみにどんな学生達からどんな質問が出たかというと・・
・介護の仕事は楽しいですか?
・今までで一番大変だったことは?
・なんで、介護の仕事をしようと思ったんですか?
など、一時間掛けて計20個ぐらいの質問をされました。職員も初めての質問攻めに戸惑いながらもしっかりと返答をしてくれていました☆
遊びりテーションも職員として盛り上げながら一緒に行ってくれました!遊びりテーションは何で行っているのか、どういう意味があり効果があるのかなども
お話しています
本日は直接介助は見学だけですが、補助的な動きは積極的に行ってくれました。初日の緊張はどこへ行ったのか?よく動かれお話されています
明日の運動会の準備を利用者様とお話ししながら行ってくれています
⑤ 5日目 介護職体験 運動会参加
最終日は長等の里の職員たちと共に運動会を盛り上げるという大仕事です!
スムーズに行事が進行できるよう準備や後片付け、利用者様の誘導など積極的に行ってくれて大変助かりました!
種目も職員同様にサポートに入ってくれて、第二の職員として活躍してくれています
最後には運動会のサポートのお礼とチャレンジウィークお疲れ様と職員&利用者様から拍手にてお見送りをしました☆
五日間のチャレンジウィークを終え、最後は体験の感想を聞かせてもらいました
「これからは困っている人がいたら手を差し伸べようと思います」
「年を取っていったらどういう変化が起こるか分かって勉強になりました」
「お年寄りの方とお話しできて楽しかったです。みなさん優しかったです」
「遊びリテーションが毎回楽しかったです」
「将来、介護士になりたいと思いました」などなど
長等の里では高校生や大学生の実習受け入れを行っています。また新卒で採用もしており、その中には毎年数人は、
「中学生の時に職場体験に行って・・・・」と、福祉の世界に触れたことがきっかけで介護の仕事を選ばれる方がおられます。
もしかしたら数年後・・・・「あ!あの時の中学生?!」
というようなことがあるかもしれません。そう思うと介護の未来は明るいですね☆ 中学生の皆様、お疲れ様でした!